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レザーオイル・ワックスの正しい塗り方|ミンクオイル・蜜蠟ワックス・ラナパーに共通する基本と注意点


革製品を長く育てていくうえで欠かせないのが、「オイル・ワックスによる保革ケア」。
ただし、塗りすぎてベタつく/色が濃くなりすぎる/シミになるといったトラブルも多く、正しい手順を知らないまま使うのは少し危険です。

この記事では、RAOで紹介している ミンクオイル・蜜蠟ワックス・ラナパーの3種類に共通する「基本の塗り方」をわかりやすく解説。

  • 初めてのレザーケアで失敗したくない
  • 自分の革製品にどれを使えばいいか迷っている
  • 3つのケア剤の違いを理解したい

こんな悩みのある方にお勧めの記事です。

Table of contents⇩


レザーオイル・ワックスの役割と違い

革にオイルやワックスを塗る目的は大きく3つ。

  • 油分補給(乾燥防止)
  • 柔軟性アップ(ひび割れ防止)
  • 艶・エイジングの促進

RAOでは用途に合わせて以下の3種類を推奨しています。

  • ミンクオイル:しっとり系。浸透しやすいが重め
  • 蜜蠟ワックス:表面保護が得意。防水膜を作る
  • ラナパー:オイル&ワックスの中間。サラッと仕上げやすい

この記事では、3つに共通する“基本の塗り方”をまず押さえ、その後に各レザーオイルの注意点を深掘りしていきます。


3種類に共通する「基本の塗り方」

① 表面のほこりを落とす

ブラシまたは柔らかい布で軽く表面を整える。
樹脂製などの硬いブラシを使用すると、逆に革を傷つけてしまうことがあるので
ここで使用するブラシは馬毛などの毛質が柔らかいものにしましょう。

② ケア剤を“ほんの少量だけ”取る

指の腹 or 柔らかい布にごく薄く。※とにかく「塗りすぎない」が鉄則。
はじめて使用するケア製品の場合は、革製品との相性を確かめるために
目立たない場所で、試してから使用するようにしましょう。

③ 円を描くように薄く伸ばす

ムラを作らないために、小さく円を描きながら広げていく。
オイルが足りなくなったら、その都度少量ずつ追加していく。

④ 10~15分ほど馴染ませる

革にオイル・ワックスが吸収される時間。
塗ってすぐに乾拭きをしてしまうとクロスにオイルが採られて
革製品にオイルの効果が十分に得られないので必ず
オイルの浸透時間を作りましょう。

⑤ 柔らかい布で乾拭き(仕上げ)

柔らかい布やグローブクロスなどで余分な油分を拭き取ることで、
“ベタつき/埃の付着”を防ぎ、仕上がりがきれいになる。

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ミンクオイルならではの注意点

ミンクオイルは、油脂を多く含み浸透力が高いため、塗りすぎると革が柔らかくなりすぎたり、革製品にオイルによる色むらができてしまうことがあるので注意が必要です。

ミンクオイルの特徴と使い方を詳しく知りたい場合はこちら⇩


蜜蠟ワックスならではの注意点

蜜蝋ワックスは浸透力よりも、表面のコーテイング力が高いケア用品です。
自然由来の成分で、撥水効果など様々な効果がえられます。

蜜蠟ワックスの特徴と使い方を詳しく知りたい場合はこちら⇩


ラナパーならではの注意点

少量でよく伸びる浸透力とコーテイング力の万能型オイル。
ヌメ革にも使用しやすいのでエイジングとも相性がいいです。

ラナパーの特徴と使い方を詳しく知りたい場合はこちら⇩


使用頻度の目安

革が乾燥していたらケアをするようにしましょう。
大切にしたいからと言って、オイルケアをし過ぎると返って
シミを作ったり、柔らかくなりすぎて型崩れを起こすので
乾燥していなければケアをする必要はありません。

革製品が雨に濡れて乾いた後は、乾燥が進むことが多いので
そのまま放置せずオイルケアをしましょう。


よくある失敗と対処法

失敗①:オイルケアの後ベタつく

→ オイルケアの後、革製品がべたつくのは、ミンクオイルなどの浸透性の高いオイルの場合は塗りすぎ、また蜜蝋などでは、オイルが溶けきらずダマになることがあるので、乾拭き不足が原因です。
オイルを塗る際に薄く広くを心がけて
しっかりと乾拭きをしてあげましょう。

失敗②:シミができてしまった

→ オイルの塗り過ぎが原因です。オイルは薄く延ばすことが重要です。シミができてしまった場合は、最終手段でほかの部分にもオイルを浸透させて目立たないようにぼかします。

革製品とケアオイルの相性を確かめるために、目立たない場所で試し塗りをしましょう。特にヌメ革とミンクオイルの組み合わせは注意が必要です。

失敗③:綺麗なツヤが出ない

→ 塗布量が少なすぎるか、蜜蠟ワックスなどのコーティング系の場合は仕上げ磨きが甘いことが原因です。

塗布量が少ない場合は少量ずつ、塗り足して艶感を調整していきましょう。


まとめ

レザーケアは難しそうに見えて、
「薄く塗って、馴染ませて、乾拭き」
この3ステップができればまず失敗しません。

この記事では共通の基本を紹介しましたが、
それぞれのケア剤には 特徴・向き不向き・注意点 が存在します。

  • 浸透力のある ミンクオイル
  • 表面保護が得意な 蜜蠟ワックス
  • 万能に使える ラナパー

特集記事では、さらに詳細な使い方や推奨ギアを紹介しています。
初めての方も、すでにケア剤を持っている方も、ぜひ自分の革に合う使い方を見つけて育ててみてください。


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