自然を感じる刃、手に馴染む美しさ
HELLE(ヘレ)は、ノルウェーのフィヨルド地帯で生まれたアウトドアナイフブランド。80年以上もの歴史を持ち、いまなお一貫して手作業による製造を貫いています。
北欧の職人たちが1本1本丁寧に仕上げるナイフは、見た目の美しさだけでなく、実用性と信頼性の高さでもアウトドア愛好家に根強い人気を誇っています。
今回は、HELLEが誇る代表的なナイフを紹介しつつ、その魅力に迫ります。
目次
HELLEナイフの魅力とは
HELLEのナイフは、実用のために研がれ、自然とともに使うために設計されています。フィールドでのブッシュクラフトや薪割り、調理といった作業を難なくこなせる一方で、ナイフ自体が“所有する悦び”を与えてくれる逸品です。
多層構造のスカンジグラインド、手仕上げのハンドル、堅牢なレザーストラップ付きシース——
工業製品とは一線を画した、職人の手の温もりが感じられる作りが魅力です。

伝統を受け継ぐ職人技と素材
HELLEでは、今もなおナイフ製造のすべての工程を自社工房で完結させています。
刃の成形から研磨、ハンドルの木材加工、シースの縫製に至るまで、熟練の職人たちによる手作業です。
使用される素材にもこだわりが。ブレードにはサンドヴィック鋼や三層構造スチールを、ハンドルにはバーチ(白樺)やカーリーバーチ、レザーストラップには植物タンニンなめしの革を採用。
北欧の自然と調和するデザインは、眺めるだけでも美しい工芸品のようです。
一生モノを選ぶ。HELLEの定番ナイフ3選
HELLE EGGEN(エゲン)
ノルウェーの深い森とフィヨルドを背景に生まれた、HELLEの定番ブッシュクラフトナイフ「EGGEN」。全長は約21cmと手に収まりやすく、ドロップポイントのブレードは鋭さと耐久性のバランスに優れています。
ブレード素材には、HELLE独自の三層構造スチール(トリプルラミネートスチール)を採用。抜群の切れ味を長く保ちつつ、芯材を保護する両側の柔らかい鋼が刃こぼれを防ぎます。ハンドルにはカーリーバーチ(白樺瘤)を使用し、1本1本異なる木目が持ち主の個性に寄り添います。
握った瞬間に伝わる「本物」の感触、そして使うほどに育つハンドル。HELLE EGGENは、道具としての実用性と所有欲を満たす美しさを併せ持つ、まさに一生モノのナイフです。
HELLE ALDEN(オールデン)
フィヨルドの湾岸から着想を得たというHELLE「ALDEN」は、タウンユースとアウトドアの中間を狙ったユニークな1本。全長約21cm、やや厚みのあるブレードは細かい作業から薪割りのようなラフな用途まで柔軟にこなします。
層構造スチールによる切れ味と耐久性はもちろん、ハンドルの丸みや滑らかな曲線が手にしっくりと馴染み、長時間の作業でも疲れにくい仕様に。付属のレザーシースは上質な北欧レザーで仕立てられ、経年変化も楽しめます。控えめながらも存在感のあるフォルムは、フィールドだけでなくインテリアとしても映える魅力があります。
自然と都市、その両方に寄り添うHELLE ALDENは、使う人のライフスタイルを静かに彩るナイフです。
HELLE TEMAGAMI(テマガミ)
HELLEの中でも“プロフェッショナル仕様”として語られる「TEMAGAMI」は、ブッシュクラフト界の第一人者、レス・ストラウドとのコラボレーションモデル。過酷な環境下でも確実に信頼できる一本として設計され、実用性を徹底的に追求しています。
5mm厚のブレードはハーフタング構造ながら十分な強度を持ち、細かなフェザースティック作りからバトニングまで幅広く対応。グリップにはカーリーバーチを採用し、濡れた手でも滑りにくいフィット感を提供します。
ヘビーユースに耐えうる剛健な作りと、HELLEならではのクラフトマンシップが融合したTEMAGAMIは、まさに“信頼を刃に宿す”北欧ナイフ。冒険好きなキャンパーの心をつかんで離しません。
まとめ:自然と共にある道具として
HELLEのナイフは、ただ切れる道具ではありません。
使い込むほどに味わいが増し、自然との距離を縮めてくれる“一生モノ”の相棒です。
それはキャンプやブッシュクラフトの枠を超え、日々の暮らしや価値観すら豊かにしてくれる存在。
「大量生産では作れないものを手にしたい」
そんな人にこそ、HELLEナイフはふさわしい選択と言えるでしょう。
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