気になるワードから興味のある記事を探す

【FIELD NOTE vol.1】革が育つ道具たち──ロロマレザーとリネン糸に込めた“経年変化へのこだわり

Article Categories

·

革が語り始める瞬間を、あなたとともに。

アウトドアの現場で共に時を過ごし、手に馴染み、風合いを深めていくギアたち。
RAven of Outdoorでは、そんな**“育つギア”**を届けたいという想いから、素材選びに徹底してこだわってきました。

このFIELD NOTEでは、レザーギアに刻まれていく時間と表情を記録していきます。
今回はその第一回として、私たちの製品に採用しているロロマレザーリネン糸の魅力、そしてエイジングへのこだわりについてご紹介します。


目次

  1. 革が語り始める瞬間を、あなたとともに。
  2. ロロマレザーという選択──“育てる”楽しみを味わうために
  3. ブルームの奥に隠された艶と深み
  4. 手縫い糸にリネンを使う理由
  5. “経年変化”は、使い手との共同作業
  6. RAO製品で味わう、革と時間のストーリー

ロロマレザーという選択──“育てる”楽しみを味わうために

RAven of Outdoorの革製品に使用しているのは、**「ロロマレザー」**という特別なレザーです。
この革は、エイジング(経年変化)に特化して開発された素材で、使い込むことで深まる艶と色合いの変化が最大の魅力です。

一般的なレザーと異なり、ロロマレザーには**表面にロウ成分(ブルーム)**がふんわりと浮かび上がっています。
この白いブルームは、使い始めはマットな質感に見えますが、使い込むうちにロウが革に馴染み、独特の艶をまといはじめます。

この変化こそ、**“育てる革”と呼ばれる所以。
自然と触れ合うキャンプシーンにおいて、革は焚き火の煙や陽の光、湿気や手の脂を吸い込みながら、まさに
「時間を纏うギア」**へと変わっていくのです。


ブルームの奥に隠された艶と深み

ロロマレザーの表面に浮かぶブルームは、ただの装飾ではありません。
それはこの革の“育つ力”の証明でもあります。

ブルームを拭き取らず、あえてそのまま使用することで、革本来の変化をじっくりと楽しむことができます。
使い込むことで次第に消えていくブルームの下には、しっとりと手に吸い付くような艶やかな質感が育まれています。

この革を選んだ理由は、見た目の美しさだけではありません。
アウトドアでハードに使い込む中でこそ映える、**“タフで上質な表情”**を持っている──それがロロマレザーなのです。


手縫い糸にリネンを使う理由

RAOのレザーギアはすべて、手縫いによるサドルステッチで仕上げています。
このときに使用しているのが、天然素材の**リネン糸(麻糸)**です。

実はこの糸にも、私たちの“エイジングへのこだわり”が詰まっています。

リネン糸は、ポリエステルなどの化学繊維と違って、使い込むことで色がくすみ、風合いが深まる特性があります。
革と同じく自然素材だからこそ、経年変化のリズムが革と調和し、よりナチュラルで味わいのある表情を作り出してくれるのです。

また、手縫いのリネン糸は1本1本がしっかりと革を貫通し、耐久性と補修性にも優れるため、長く使い続けたいレザーギアには最適の選択肢となります。


“経年変化”は、使い手との共同作業

革が育つということは、つまり使い手とともに過ごした時間の証が刻まれるということ。

焚き火の前で焦げ跡がついたり、雨に濡れてムラが生まれたり──
それらすべてが、世界にひとつだけの“表情”となって蓄積されていきます。

ロロマレザーとリネン糸を使ったギアは、その変化をダイレクトに感じることができるツールです。
そして、手にするたびに思い出がよみがえるような感覚を味わえるはずです。


RAO製品で味わう、革と時間のストーリー

RAven of Outdoorでは、「Heritage」シリーズをはじめとするレザーギアに、ロロマレザーを惜しみなく使用しています。
また、リネン糸で一針ずつ手縫いされたアイテムは、ひとつひとつが異なる個性を持っています。

今後もこのFIELD NOTEでは、それぞれのギアがどのように“育って”いくのかを記録しながら、
革という素材と過ごす時間の豊かさを伝えていきたいと思っています。

RAOのギアは、あなたと共に時間を刻む相棒です。
ぜひ、あなた自身の手で“育てる楽しさ”を体感してみてください。


▶️ RAOの革製ギア一覧はこちらから


このFIELD NOTEでは、ギアの変化や使い込みの記録を今後も綴っていきます。
実際に半年使用した「Heritage Gas Sleeve」のエイジング記録を予定しています。お楽しみに!


RAven of Outdoor のアバター

About the author

その他のカテゴリー記事を見る