初心者を卒業して、ワンランク上の仕上がりを目指すなら「革包丁」の導入が断然おすすめです。
別たちやカッターで革を切っていた方も、革包丁を使いこなせるようになると作業の精度・スピードが格段にアップします。
本記事では、別たちとの違い・革包丁の使い方・おすすめモデル3選を初心者から中級者にステップアップしたい方に向けてわかりやすく解説していきます。
目次
革包丁とは?|カッターや別たちとの違い

革包丁とは、日本の伝統的なレザークラフトツールのひとつで、主に革の裁断や漉き(すき)に用いられます。カッターや別たちと違って、刃幅が広く、刃先の角度や使い方次第で多彩な加工が可能です。
別たち・カッターとの違い
| 比較対象 | 革包丁 | 別たち・カッター |
|---|---|---|
| 切断の安定性 | 高い(直線・曲線どちらも) | やや低い(手の角度に影響) |
| 漉き加工 | 可能(刃を寝かせて) | 不向き |
| メンテナンス | 研ぐ必要あり | 使い捨てが主 |
| コントロール性 | 高い(重みと幅) | 軽くて小回りは効くが不安定 |
「切る・削る・漉く」すべてを1本でこなせる革包丁は、単なる“刃物”ではなく、自分の手に馴染む“相棒”のような存在になります。
革包丁の使い方と注意点

革包丁は、正しい使い方をすれば非常に便利な道具ですが、刃物である以上注意も必要です。以下に基本的な使い方とポイントをまとめます。
基本の使い方
- 切断時:刃の丸くなっている側を前方にして、レバーを握るようにしっかりと握る。自分側の刃を浮かして、スライドさせるように引き切る。
- 漉き作業:刃を寝かせて、徐々に削る感覚で薄くする。握り方は個人差があるが、歯に人差し指を当てて削ぐと安定する。
⚠ 注意点
- 刃が非常に鋭いため、指を切りやすい。カッティング時は常に刃の進行方向を意識。
- 研ぎの頻度や角度が重要。切れ味が落ちるとケガや失敗の原因に。
革包丁おすすめ3選(初心者→中級者向け)
革包丁を選ぶ際は、刃幅・材質・利き手対応の3点を意識しましょう。
刃幅は30〜36mm程度が扱いやすく、初心者〜中級者には特におすすめ。細かい作業には30mm、直線や漉き加工が多いなら36mmが向いています。
材質は「鋼(はがね)」や「ステンレス」が主流で、鋼は研ぎやすく鋭い切れ味、ステンレスはサビにくく手入れが楽という特徴があります。
また、左利きの方は必ず利き手用を選ぶこと。自分の作業スタイルに合った一本を選ぶことで、仕上がりの精度もグッと高まります。
中級者デビューにぴったりな、信頼性の高い革包丁を厳選しました。価格帯も手が届きやすく、研ぎながら長く使えるモデルから一生モノの一本までそろえています。
① DY.Leather 革包丁 35mm
- 圧倒的なコスパと扱いやすさ
- 刃幅35mmで汎用性◎
- 初めての革包丁におすすめモデル
② クラフト社 革包丁秀次 36mm
- 鋼(ハガネ)仕様で、切れ味・耐久性ともに高レベル
- 長く使い続けられる一本が欲しい人向け
- 研ぎやすく、価格帯も標準
③ 協進エル 革包丁黒竜 36㎜巾
- 汎用性の高い36㎜巾
- 黒軟鉄の薄刃仕上げで精密作業も対応
- 使い込むと赤みの増すローズウッド柄でまさに育てるツール
- 高価格帯で一生モノの一本
革包丁を導入するタイミングとは?
革包丁の購入を迷っている方に向けて、「そろそろ革包丁デビューすべきサイン」をご紹介します。
- カッターや別たちで切り口が波打つ・ズレることが多い
- 厚みのある革で真っ直ぐ切るのが難しい
- コバ磨き前の断面にもっと美しさを求めたい
- 漉き加工にもチャレンジしたくなった
このような感覚が出てきたら、あなたはもう「中級者への一歩目」に立っています!
まとめ|切るだけじゃない革包丁の魅力

革包丁は、ただの裁断ツールではなく、「切る・削る・漉く」すべてをこなせる万能道具です。
そのうえ、自分で刃を研ぎ、育てていく楽しさも味わえる、まさに“使い込むほど美しい”相棒のような存在。
初心者を卒業した今こそ、革包丁を導入して、より精度の高いものづくりを始めてみてください。
あなたのレザークラフトは、ここからさらに深く、楽しくなっていきます!
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