レザークラフトを始めるうえで、「どんな革を選べばいいの?」という疑問は誰もが通る最初の関門です。革には実にさまざまな種類があり、仕上がりや扱いやすさに大きく影響します。
本記事では、レザークラフト初心者にも扱いやすい「ヌメ革」「サドルレザー」「クロム鞣し革」の3種にフォーカスし、それぞれの特徴や選び方を詳しく解説。初めての作品づくりにぴったりな革選びの参考にしてください。
1. 革の基本構造を知ろう
革には「銀面(表側)」と「床面(裏側)」があり、それぞれ質感が異なる。
🔹 銀面(ぎんめん) … 革の表側。ツルッとしていて耐久性がある
🔹 床面(とこめん) … 革の裏側。ザラザラしていて毛羽立ちやすい
➡ レザークラフトでは主に「銀面」を活かす!
2. 革の種類と特徴(代表的なもの)
① ヌメ革(植物タンニンなめし) ← 初心者におすすめ!
ヌメ革は、植物の渋(タンニン)でじっくりと時間をかけてなめされたナチュラルな牛革です。
表面にコーティングが少ないため、革本来の風合いや色合いが楽しめるのが魅力。使い込むほどに飴色へと変化し、ツヤや深みが増す「経年変化(エイジング)」を楽しめるのが特徴です。染色や加工がされていないため、水や日焼けに影響されやすいですが、丁寧に育てることで世界に一つの革へと育ちます。
レザー初心者にもおすすめの革です。
特徴:
- 使い込むほど色が深まり、経年変化(エイジング)が楽しめる
- 適度な硬さがあり、型崩れしにくい
- コバ(断面)処理がしやすい
向いているアイテム
財布、カードケース、キーケース、ベルト、アウトドアギア(※おすすめ!)
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革質とは?
ショップによっては革質(革の品質)の設定があります
今回の記事で紹介しているのは革質6~8の商品です。革質6は最低ランクといっても革本来の傷はありますが、汚い革ではないので安心してご購入ください!
安価で購入できるので、初めてのレザークラフトや練習に向いています。
革質8は、表面に傷やしわがほとんどなく美しい表面の革です。
本番用、または製品の目立つ部分の使用に向いています
② サドルレザー(栃木レザー)
サドルレザーは、タンニンなめしをした革にたっぷりとオイルを染み込ませたもので、しっとりとした手触りと上質なツヤ感が特徴。
栃木レザーは日本が誇る老舗タンナーによる高品質なサドルレザーで、厚みとコシがありながら、使い始めから手になじみます。傷がついてもなじみやすく、長く使うほど味が出てくるのが魅力。耐久性も高く、アウトドアギアや財布など実用的な革製品にぴったりです。
革好きに人気の高い素材です。
特徴:
- オイルが含まれており、しっとり柔らかい
- キズがついてもなじみやすい
- しなやかで手触りが良い
向いているアイテム
バッグ、シザーケース、靴、小物
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③ クロム鞣し(なめし)革
クロムなめし革は、化学薬品(主にクロム剤)を使って短時間でなめされた革で、現代の革製品の多くに使われています。
軽くて柔らかく、水や汚れに強いのが最大のメリット。カラーバリエーションも豊富で、発色が良く、加工の自由度が高いのも特徴です。経年変化は少ないですが、そのぶん扱いやすくお手入れも簡単なので、レザー初心者や日常使いのアイテムに最適です。
ファッション雑貨やバッグ、靴などに幅広く使われています。
特徴:
- 水や汚れに強い
- カラーバリエーションが豊富
- 柔らかく、初心者でも扱いやすい
向いているアイテム
バッグ、靴、衣類、名刺入れ
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クロム鞣し革は、化学薬品のクロムを使ってなめすので品質が安定しやすいメリットがあります。そのため自然な皺や傷はほとんどなく、革質での比較はあまりしません。
3. 革を選ぶポイント【初心者向け】
🔰 「扱いやすさ」重視なら → クロムレザー
🔰 「経年変化を楽しみたい」なら → ヌメ革
🔰 「しっとりした風合いが好き」なら → オイルレザー
✔ まずは小さな作品から作るのがおすすめ!
→ A4サイズの革シートなら、キーケースや小物作りにちょうどいい!
作りたい作品にはどんな厚さの革を使ったらいいか気になった方はこちらの記事
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まとめ|革の種類は使いながら覚えていこう!
初心者には、まず**経年変化を楽しめる「ヌメ革」**がおすすめです。小さめのA4サイズなどから始めれば、道具や作業に慣れるまでの失敗も最小限に抑えられます。
また、用途に応じて柔らかく扱いやすいクロムレザーや、しっとりした質感のオイルレザーも検討してみましょう。何より大切なのは、まず実際に手に取ってみて質感や扱いやすさを実感することです。
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