革製品を選ぶ際、「ヌメ革」「スエード」「コードバン」など、さまざまな種類があることに気づくと思います。
しかし、「どの革が自分に合っているのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか?
この記事では、革の種類と特徴、用途、選び方のポイントを詳しく解説します!
革製品を長く愛用したい方、革の違いを知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
1. 革の種類を決める要素とは?
革は、大きく**「鞣し(なめし)方法」「仕上げ方法」「動物の種類」**の3つの要素によって分類されます。
- 鞣し方法:革の加工方法(ヌメ革、クロム鞣しなど)
- 仕上げ方法:表面の加工(スムースレザー、スエードなど)
- 動物の種類:牛革、馬革、羊革など
それでは、それぞれの分類について詳しく見ていきましょう!
2. 鞣し方法による革の種類
① ヌメ革(植物タンニン鞣し)
特徴
- 植物由来のタンニンで加工されたナチュラルな革
- 経年変化(エイジング)を楽しめる
- 使い込むほどに色が深まり、ツヤが増す
- 硬めで丈夫だが、水に弱い
主な用途:財布、バッグ、ベルト、手帳カバー
ヌメ革に関してこちらの記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください⇩
【完全ガイド】ヌメ革の正しいお手入れ方法|長持ちさせるコツと注意点
ヌメ革製品を購入したけれど、「どう手入れすればいいの?」と悩んでいませんか? ヌメ革は使い込むほどに味わい深く…
② クロム鞣し革
特徴
- クロム(化学薬品)を使って加工され、柔らかく耐水性がある
- 発色が良く、カラーバリエーションが豊富
- ヌメ革よりも水や汚れに強い
クロム鞣し革の特集記事はこちら⇩
クロム鞣し革とは?特徴・メンテナンス・おすすめブランドを解説!
クロム鞣し革とは?特徴を分かりやすく解説 革製品を選ぶ際に「クロムなめし」や「植物タンニンなめし」という言葉を…
主な用途:アパレル、靴、ソファ、車のシート
主な商品
JAPAN MADE&職人手作り PELLE MORBIDA / ペッレモルビダ
③ コンビ鞣し革(ヌメ革+クロム鞣し)
特徴
- ヌメ革の風合いとクロム鞣しの柔らかさを兼ね備える
- 使い勝手が良く、耐久性にも優れる
主な用途:財布、バッグ、靴
主な商品
【WHEEL ROBE ウィールローブ】最終的に足を入れて形となり、履いていくことによって様々な表情が出てきて完成される
3. 仕上げ方法による革の種類
① スムースレザー
特徴
- 表面がなめらかで均一な仕上げ
- 塗装やコーティングが施されることも多い
主な用途:ビジネスシューズ、バッグ、ベルト
主な商品
CLARKS / クラークス Wallabee Smooth Leather 職人技による柔らかいレザーアッパーと、天然クレープソールがアイコニックなデザイン。
② ガラスレザー
特徴
- 革の表面をガラス板で加工し、ツヤを出した革
- 耐水性があるが、傷がつきやすい
主な用途:ドレスシューズ、フォーマルなバッグ
主な商品
青木鞄 牛ヌメ革ガラスレザーのセカンドバッグ COMPLEX GARDENS コンプレックスガーデンズ
③ 型押しレザー(エンボスレザー)
特徴
- 革の表面に模様をつけたもの(クロコダイル風、サフィアーノなど)
- 傷が目立ちにくく、高級感がある
主な用途:ブランドバッグ、財布
「クロム鞣し革」の項で紹介したPELLE MORBIDAの財布などがエンボスレザーに分類されます
④ ヌバックレザー
特徴
- 革の表面を細かく起毛させたもの
- スエードよりも上品な風合い
主な用途:ブーツ、ジャケット
主な商品
アメリカンで無骨。DANNER ダナーライト2
⑤ スエードレザー
特徴
- 革の裏側を起毛させたもの
- 柔らかく、カジュアルな印象
主な用途:スニーカー、ジャケット
主な商品
シンプルなデザインの中に光る革の存在感 converse コンバース ONE STAR SUEDE
4. 動物の種類による革の種類
① 牛革(カウハイド、ステアハイド、キップレザーなど)
特徴
- 一般的で耐久性が高く、種類も豊富
主な用途:財布、バッグ、靴、ベルト
② 馬革(コードバン)
特徴
- 馬の尻部分から取れる希少な革
- 高級感があり、ツヤが出る
主な用途:高級財布、靴、カードケース
主な商品
一革 ホーウィン社シェルコードバン使用 ラウンドファスナー財布
③ 羊革(ラムレザー、シープスキン)
特徴
- 柔らかくしなやかで、軽い
主な用途:高級アパレル、グローブ
主な商品
Schott ショット『トラッカージャケット』を
ショットらしくラムレザーで仕上げた贅沢な一着
④ 山羊革(ゴートレザー)
特徴
- 軽くて丈夫でシボ(シワ模様)が特徴的
主な用途:バッグ、シューズ
主な商品
アウトドアで映えるヴィンテージデザイン FIDELITY -フィデリティ-フライトジャケット
⑤ 豚革(ピッグスキン)
特徴
- 通気性が良く、日本でもよく使われる
主な用途:靴、財布、カジュアルバッグ
5. 革を選ぶポイントとは?
革製品を選ぶ際は、以下のポイントを意識すると失敗しにくいです。
- ✔ 経年変化を楽しみたいならヌメ革!
- ✔ 水や汚れに強いものが良いならクロム鞣し革!
- ✔ 高級感を求めるならコードバンやガラスレザー!
- ✔ カジュアルな印象ならスエードやヌバック!
また、使うシーンやライフスタイルに合わせて選ぶのも大切です。
まとめ:革の種類を知って、自分に合った革製品を選ぼう!
革には、**「鞣し方法」「仕上げ方法」「動物の種類」**によってさまざまな種類があります。
それぞれの特徴を理解して、自分にぴったりの革製品を選びましょう!
お気に入りの革を見つけて、長く愛用できるアイテムを手に入れましょう!
それぞれの革の特徴を表にまとめたので自分に合った革選びの参考にしてください!楽しいレザーライフを!!
仕上げ方法による革の種類早見表
| 種類 | 特徴・解説 | 主な用途 | 価格帯 | エイジングの特徴 |
|---|---|---|---|---|
| スムースレザー | なめらかな表面で定番。初心者でも扱いやすく、汚れにくい。 | 財布、小物、バッグ | 中〜高 | ツヤが増し、色に深みが出る |
| ガラスレザー | 樹脂で仕上げたツヤのある革。耐水性が高く、硬質な印象。 | 革靴、ベルト、ビジネス小物 | 中〜高 | 変化は少なめ、ツヤ感が長持ち |
| 型押しレザー(エンボス) | 型で模様を付けた革。個性的で傷も目立ちにくい。 | キーケース、バッグ | 中 | エンボス模様の劣化に注意 |
| ヌバックレザー | 表面を軽く起毛。しっとりした触り心地で高級感あり。 | バッグ、グローブ | 中〜高 | 色味がやや濃くなり、手触りが変化 |
| スエードレザー | 裏面を起毛させた革。柔らかく温かみのある印象。 | シューズ、ジャケット | 低〜中 | 起毛の潰れや色褪せが出ることも |
動物の種類による革の種類早見表
| 種類 | 特徴・解説 | 主な用途 | 価格帯 | エイジングの特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 牛革(カウ、ステア等) | 最も広く使われる。厚みと耐久性に優れ、初心者にも人気。 | 財布、ベルト、カバン | 中〜高 | 色艶が増し、深みのある経年変化 |
| 馬革(コードバン) | 滑らかで緻密な高級革。特に臀部のコードバンは希少価値が高い。 | 財布、靴、カードケース | 高価 | 強い光沢が増し、美しく育つ |
| 羊革(ラム、シープ) | 柔らかく軽量で、肌触りがよい。繊細な仕立てに向いている。 | グローブ、衣類、薄型ケース | 中〜高 | エイジングは控えめ、風合いが変化 |
| 山羊革(ゴート) | 軽くて強い。繊維が密でシボが目立つため見た目にも個性がある。 | ポーチ、小物入れ、表紙など | 中 | シボ感がなじみ、柔らかさが出てくる |
| 豚革(ピッグスキン) | 通気性が高く、毛穴の跡が特徴。日本では加工性・コスパの良さから多く使われる。 | 裏地、靴、中敷きなど | 低価格 | 変化は少ないが、柔らかくなじむ |
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